ひな祭りと言えば雛人形やひなあられが定番ですよね。
そんなひな祭りの定番でもう一つ忘れてはいけないのは童謡「楽しいひな祭り」。
誰もが学生時代に1回はこの童謡の替え歌を歌ったことがあるのではないでしょうか。
そこで今回は様々な地域で歌われたひな祭りの替え歌を紹介したいと思います。
また、今年の世相に合った流行りそうな替え歌についても考察したいと思います。
地域で歌われている楽しいひな祭りの替え歌
まずは地域で歌われた楽しいひな祭りの替え歌を紹介したいと思います。
この替え歌の定番の歌詞は始まりが「灯りをつけましょう爆弾に」で終わりが「今日は悲しいお葬式」ですよね(笑)
例えばこんな感じです。
ひなまつりの歌の替え歌そっちの地元ではどんなだった?という我が家の会話
旦那(愛媛)『灯りを付けましょ爆弾に、お花をあげましょ毒の花、五人囃子が血を吐いて、今日は楽しい雛祭り』
源(滋賀)『灯りを付けましょ爆弾に、ドカンと一髪ハゲ頭、五人囃子のひとごろし、今日は悲しいお葬式』
— 源🦎自家通販受付中 (@enjiGEN) March 3, 2020
動画も2つほどご紹介します。
以下で紹介するのは関東・中部・関西・四国・九州で歌われた替え歌です。
関東地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌
まずは関東地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌を以下に紹介します。
「火をつけましょ爆弾に お花をあげましょ菊の花 五人囃子は死んじゃって 今日は悲しいお葬式」
この替え歌は歌いだしがうまく韻を踏めてないように感じませんか?
原曲は「灯り」の3文字に対し、この替え歌では「火」の1文字というところに違和感を持った方は多いのではないでしょうか。
中部地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌
次に中部地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌を以下に紹介します。
「灯りをつけましょう消えちゃった お花をあげましょうかれちゃった 五人囃子が死んじゃった 今日は悲しいお葬式」
こちらは韻をしっかり踏んでいて全フレーズがネガティブで統一されているので構成としてはうまくできているのではないでしょうか。
関西地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌
次に関西地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌を以下に紹介します。
「灯りをつけましょう爆弾に ドカンと一発ハゲ頭 五人囃子の殺し合い 今日は楽しいお葬式」
関西というだけあってセンスを感じられる替え歌のような詩と言えるのではないでしょうか。
歌詞の文字数がメロディーと合っていますしこの歌詞の状況を楽しいと表現しているのがまた面白いですよね。
四国地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌
次に四国地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌を以下に紹介します。
「灯りをつけましょう爆弾に お花をあげましょう毒の花 五人ギャングに殺されて 今日は悲しいお葬式」
これもまた関西とヒキを取らないくらいうまく構成されていますね。
九州地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌
次に九州地方で歌われた楽しいひな祭りの替え歌を以下に紹介します。
「灯りをつけましょう爆弾に お花をあげましょう便所花」
九州地方の替え歌はほかの地方と違って替え歌に箇所が少ないですね。
ただ、ここまでを見ると冒頭に爆弾というワードが使われているパターンが多いですよね。
原曲の楽しいひな祭りについて
これまで替え歌を紹介してきましたが原曲である「楽しいひな祭り」は1935年に河村光陽さん作曲、サトウハチローさん作詞された童謡です。
以下に歌詞を紹介します。
灯りを点けましょ ぼんぼりに
お花をあげましょ 桃の花
五人囃子の 笛太鼓
今日は楽しい ひな祭り
お内裏様とお雛様
二人並んで すまし顔
お嫁にいらした 姐さまに
よく似た官女の 白い顔
金の屏風に 映るひを
かすかにゆする 春の風
少ししろざけ めされたか
赤いお顔の 右大臣
着物を着替えて 帯締めて
今日は私も 晴れ姿
春の弥生の この良き日
なにより嬉しい ひな祭り
替え歌になっている箇所を総じて意訳すると、ひな祭りが楽しいといったポジティブな歌詞ですよね。
それを皮肉な歌詞に変えるのを面白がる人が多いので流行ることがあるものですね。
2020年の世相に合った楽しいひな祭りの替え歌
今年は何と言っても新型コロナウイルス感染拡大が最も大きなニュースでしょう。
それも踏まえたうえで以下のような替え歌が流行るのではないでしょうか。
マスクをつけましょ口元に
補助金あげましょ飲食店 自粛生活暇すぎる 今日は悲しいひな祭り |
まとめ
いかがでしょうか。
昔から各地方でひな祭の替え歌は歌われていますが歌いだしの「明かりをつけましょ爆弾に」と終わりの「今日は悲しいお葬式」が定番でしたね。
この記事で今年の世相に合った楽しいひな祭りの替え歌を紹介していますが、他にもっと面白い替え歌があるという方は是非コメントしてください!
最後までお読み頂きありがとうございました。
関連記事